日本三景といわれる世界遺産・宮島へは、本島からフェリーで訪れることができます。
2020年2月29日に新たにオープンしたこの本島側のターミナルは、「おおらかな屋根で宮島の文化景観と“つながる”」「海辺の回廊軸、おおしゃもじ広場(緑地)と“つながる”」「透明で開かれた施設で人と人を“つなぐ”」などの“つながり”コンセプトに計画されました。
宮島への旅客ターミナル機能のほか、民間商業施設、観光案内所、特産品物販施設、イベントが行われる多目的スペースなどが大きな屋根の下に集まっており、観光客だけでなく地域住民からも愛着を持って利用されています。
また“みなと”を核としたまちづくりを促進するため、住民参加による地域振興の取組みが継続的に行われる施設「みなとオアシス」として国土交通省港湾局に登録され、災害時の支援の役割も担っています。
