1925年に完成した百周年時計台記念館は、80年近くにわたって大学の象徴として親しまれ続ける建物です。
建物内の施設である百周年記念ホールは、収容人数500人を超え、記念行事や学術交流の場、さらに社会への情報発信の場とされ、国際・国内学会、大規模なシンポジウム、講演会等、多岐にわたって使用されています。
多目的、不特定多数の人が利用することから、施設の安心・安全の確保は大学にとって必須事項とされ、天井の地震対策が行われました。
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学内外の大勢の人々が集まる空間だから 天井の地震対策
1925年に完成した百周年時計台記念館は、80年近くにわたって大学の象徴として親しまれ続ける建物です。
建物内の施設である百周年記念ホールは、収容人数500人を超え、記念行事や学術交流の場、さらに社会への情報発信の場とされ、国際・国内学会、大規模なシンポジウム、講演会等、多岐にわたって使用されています。
多目的、不特定多数の人が利用することから、施設の安心・安全の確保は大学にとって必須事項とされ、天井の地震対策が行われました。
天井は音響・照明効果を考慮した設計がされており、天井の地震対策にあたっては、その性能を維持する事が求められ、性能を低下させる事の無い設計・施工が求められました。
空間の大きさは約750m²、天井高は約7mと特定天井の要件に当たることから、傾斜のある客席の天井には告示771号対応耐震天井が採用され、当社は、技術基準で示された方法をもとに実施した試験データや計算などの技術的な裏付けによって、性能基準を満たしていることを示す資料や品質の確保に向けた情報を提供しました。
一方、平らな舞台の天井部分には準構造耐震天井「KIRIIアングルクランプ」が採用されました。
お客様VOICE
京都大学
施設部
ご担当者様
天井の地震対策を行うことにした最大の目的は安心・安全の確保です。
大地震の度に、天井崩落がニュースとなり、百周年記念ホールについても不安がありましたが、天井の地震対策を実施したことによってその不安が払拭され、安心して使用し続けられています。
貴社におかれましては、今後もより安全性の高い工法の開発はもとより、より施工性のよい工法の開発に期待しております。
導入に関する情報
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