大田区立池上図書館 | 導入事例 | 桐井製作所

大田区立池上図書館

地域の憩いの場である図書館の天井を地震対策

大田区立池上図書館

池上駅直結“エトモ池上”で
移転オープン

2021年3月、東急池上線 池上駅直結の「エトモ池上」4階に移転オープンした「大田区立池上図書館」 。
「歴史ある門前町の未来がはじまる知の拠点」をコンセプトに、池上線のカーブを模した通路が利用者を導き、木材のあたたかみを感じながら、本との出会いを楽しみつつ館内を散策できるよう構成されています。
書架が低い高さに設定されているため見通しが良く、明るく開放感のある空間が印象的です。
また、公開書架は下から3段以上の棚板が地震の際にスライドする機構となっており、図書の落下対策も行われています。
隣のカフェの飲み物や図書を相互に持ち運ぶこともでき、移転オープン後は「明るくて図書館の印象が変わった」「便利で立ち寄りやすく嬉しい」など、利用者の皆様からも反響が大きく、地域の憩いの場となっています。

大田区立池上図書館 内観
池上線のカーブをモチーフにした通路が印象的な、明るく開放感ある館内

高い安全性が求められる
公共施設の地震対策

階高が大きく天井懐も比例して大きくなることや、図書館という公共施設であることから、天井の地震対策が検討されました。
公開書架には、KIRII耐震天井工法『耐震Power天井』、児童コーナー・廊下には、『緊結在来天井』が採用されました。
天井内が設備機器等で込みあっていたため、難しいブレース配置でしたが、設計会社様と施工会社様とで一つ一つ現場を確認して設置位置の検討が行われました。
また、壁と天井のクリアランスについては、天井内が見えないような配慮が行われています。
移転オープン後に何度か中規模地震が発生していますが、天井自体への損傷はなく安全に使用し続けることができています。

大田区立池上図書館の天井
公開書架の天井裏にはブレースがしっかりと納まっているが、室内からはすっきりとした印象
大田区立池上図書館の天井
多くの子どもたちが利用する児童コーナーにも地震対策が施されている
大田区立池上図書館 内観
読書や自習もできる廊下スペース

導入に関する情報

建物構造
鉄骨造
工事時期
2020年〜2021年
導入した製品
耐震Power天井
緊結在来天井

物件情報

施設名
大田区立池上図書館
場所
東京都大田区
施主
東急株式会社
設計事務所
株式会社東急設計コンサルタント
施工管理
東急建設株式会社
大田区立池上図書館

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