スチールハウス | 製品紹介 | 桐井製作所

スチールハウス

リユース可能な軽量形鋼を使用した、薄板軽量形鋼造の壁式構造です。


製品の特徴

38条特別認定から告示化 (一般工法) へ

  • スチールハウスは木造ツーバイフォー住宅の枠材を、木材から板厚1.0mm前後の表面処理鋼板(亜鉛めっき鋼板) を冷間成型した軽量形鋼に置き換えた住宅のことを言います。そのため従来は木造にも鉄骨造にも分類できず、38条認定と呼ばれる特別認定を受けて建設せざるを得なかったのが実情です。平成14年5月に38条認定が撤廃され、告示化により薄板軽量形鋼造として認められました。

安全 耐震性・耐火性

  • 壁耐力

    木造2×4 vs 従来型スチールハウス約1.7倍
    木造2×4 vs 耐火型スチールハウス約2.5倍

    耐火性

    従来型スチールハウス 45分準耐火

健康

  • ノンホルム住宅

    木造住宅は旧金融公庫の規定などで土台や柱に防腐処理を義務付けられています。しかし薬剤は虫だけでなく人体にも悪影響があることが最近指摘されています。
    また木造住宅に充填されるグラスウールもバインダーとしてフェノール接着剤が使用されており、これはホルムアルデヒドそのものです。
    最近はF☆☆☆☆を表示するグラスウールが主流ですが、F☆☆☆☆は、ホルムアルデヒド放散量が基準値以下という表示でノンホルム(ゼロ)ではありません。スチールハウスなら外断熱工法でノンホルム住宅が実現できます。

リサイクル

  • スチールハウスがアメリカから爆発的に普及したのは森林の保護と、もう一つは車のスクラップのリサイクルでスチールハウス部材が生産できるからです。1軒の家を建てるのに車が6台~7台程度、再利用できます。スチールフレーミングに用いられる鋼材は、きわめてリサイクル性の高い製品です。鉄鋼産業全体の再利用率は66%でいかなる業界の再生利用率より高い値となっています。

鉄骨造とスチールハウスの違い

  • 薄板軽量形鋼造の代表例が壁式構造のいわゆるスチールハウスであり、ラーメン架構が代表的な従来の鉄骨造と大きく異なり、薄板軽量形鋼造の枠組材として用いる形鋼の厚さは0.4mm以上2.3mm未満が対象となります。 ねじ接合が主流です。

快適 高気密・高断熱

  • 北国では常識の外断熱工法

    木造住宅のグラスウール充填断熱では、柱等の木材部分で断熱性能が確保できず、高性能断熱材を使用しても木材部分で断熱性能の低下が見られます。
    ※グラスウール16kg品 熱伝導率0.038W/m・k 木材 熱伝導率0.15W/m・k

環境 森林保護

  • 30坪程度の木造家屋を建設するのには、樹齢50年の木を40~50本必要となります。現状の木造家屋の建替えサイクルは、平均23年~26年です。このまま建設を続けると、地球規模の森林破壊が行われることになります。

    伐採禁止

    米国では、大統領令で国有林の伐採が、1992年に禁止され、最近では森林保護活動も活発化しており、世界的な動きにもなっております。

リユース

  • コンビニエンスストアなどは建物の仕様が統一されていて、商売の可否は立地条件に左右されます。そこで売り上げの悪い店は別の土地に出店し直したいのですが、解体時にパネルに戻して再使用(建て直し)できるスチールハウスなら可能です。またマンションのモデルルームなど同じ建物を場所を変えて再度建設するような用途にも最適です。リユースのできるスチールハウスは資源の有効活用ができ、大幅にコストダウンが実現できます。

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