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「天井落下防止WGが初会合/文科省」が建設通信新聞に掲載されました
天井落下防止WGが初会合⁄文科省
文部科学省は、学校施設の屋内運動場での天井落下防止対策などを専門的に検討する「天井落下防止対策等検討ワーキンググループ(WG)」(主査・清家剛東大大学院准教授)の初会合を開いた。鉄骨山形架構や鉄骨アーチ架構など屋根の架構種別や建築年数、天井の耐震性能などを考慮して、天井落下防止対策をまとめることを確認した。
対策は、東日本大震災の被害状況と、18都道府県に調査を依頼した屋内運動場の実態調査結果を整理、分析して検討する。1県当たり管内5自治体の屋内運動場のデータを集めることから、計90自治体分、数百校の屋内運動場の架構形態などの実態を把握することができる。
WGの検討成果は、「学校施設における非構造部材の耐震対策の推進に関する調査研究協力者会議」に報告する。協力者会議はWGの検討を踏まえ、学校施設非構造部材の耐震対策の中間報告(緊急対策)を8月にまとめる。
(2012年7月5日 建設通信新聞)