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「セレナーデセミナーを開催/構造調査コンサルティング協会」が建通新聞に掲載されました
セレナーデセミナーを開催 構造調査コンサルティング協会
構造調査コンサルティング協会(赤木久眞会長)は25日、第1回セレナーデセミナーを開いた。日本耐震天井施工協同組合(JACCA)技術顧問の小林俊夫氏が「非構造部材(天井)の被害事例と耐震対策」をテーマに講演した。
小林氏は「災害対策では、コストを踏まえた効果的な対策が必要で、絶対に安心という品質の追求は非現実的。そこでJACCAでは、『パーツの補強』『ブレースの設置』「有効なクリアランス』の設定の三つの対策を効果的に組み合わせることで、天井の耐震対策を実現している」と説明した。
さらに、設計や施工の実務上の注意点として「公共工事標準仕様書に記載された天井の補強方法は、耐震を前提にしたものではない。耐震天井は特記によると規定されており、具体的な施工内容を示すことが必要だ」と注意を促した。
(2012年2月28日:建通新聞)