メディア掲載
「桐井製作所、床衝撃音性能の最高位取得」が日刊木材新聞に掲載されました
床衝撃音低減性能の最高位取得
受注支援の機能にも期待 桐井製作所
桐井製作所(東京都、桐井隆社長)は同社供給の二重床システム「バリアレスフロアー」シリーズでの遮音等級のうち、軽量床衝撃音低減性能(LL等級)で最高位となる等級5の性能評価を取得し、このほど販売を開始した。今後は差別化仕様への貢献や適材適所の提案を通じて普及に努める。
同社では、当初は重量床衝撃音低減性能(ΔLH)の強化を図ったため、構成は同社カタログ中、最高の等級に位置するLL(II)-4、LH(II)ー3仕様の「SDM8-KL」を基本に改良を実施した。
具体的には同商品の制震材と仕上げの間に12ミリ厚の合板を設けたうえ、際根太を指示脚受けの工法とすることでLH(II)-4を達成。それに付随して、軽量床衝撃音レベル低減量の下限値となる125Hz帯域15dB、250Hz帯域24dB、500Hz帯域30dB、1kHz帯域34dB、2kHz帯域36dBのクリアによってLL(II)-5等級も同時に実現した格好だ。また合板の仕様化で床暖房への対応にも配慮されている。
商用化から間もないことや普及タイプとの比較ではより高額なシステムとなることもあり、具体的な案件の受注には至っていないが「特に西日本方面から関心の声が寄せられている」という。室内すべてを同一のシステムとしなくとも、2階がリビング、1階が寝室といった間取りのように一部で高性能製品を望む声にも対応でき、受注支援の側面としても有効に働くとの期待が持たれている。
(2011年10月27日 日刊木材新聞)
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