桐井製作所 「体験型」ショールーム開設 高機能製品の拡販狙う

建築用鋼製下地材最大手の桐井製作所（本社・東京都千代田区、社長・桐井隆氏）はこのほど、高機能製品群を中心としたショールームを東京都江戸川区に開設した。ショールーム開設は同社初の試み。鋼製下地材全体の市場が縮小していく中で、耐震分野をはじめとして高付加価値製品の拡販を図る。

ショールームで紹介されている製品は、3種類の耐震Power天井シリーズと、SQーPowerBarなどの壁材、体育施設や屋外デッキ向け鋼製床、バリアレスフロアーといった床材に加え、薄型引戸ユニット、薄型耐震LED照明天井ボードのボードライト910など。

バリアレスフロアーの紹介では、実際に上を歩いて踏み心地を体感することもできるなど、同社の製品群を直接体感できるものとなっている。

「製品を直接体感してもらうことで顧客の製品に対する理解を促し、効果的なＰＲを行うのが狙い。今後は単一の部材としてだけでなく、他メーカーとの共同開発も視野に入れて内装ユニットとして販売を強化していく」（同社）。

このショールームは、建築主や設計者などが対象で専門性が高く、事前予約制となっている。

（8月9日: 鉄鋼新聞）

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