メディア掲載
「桐井製作所ー大阪に新工場建設」が鉄鋼新聞に掲載されました
建築用鋼製下地材の最大手メーカー、桐井製作所(本社・東京都千代田区、社長・桐井隆氏)は大阪府大阪市に30億円を投じて新拠点を設立した。新拠点は工場兼倉庫で土地面積1万7026平方メートル、建屋面積9320平方メートル。関西圏を中心とした西日本全体の中核拠点となる。稼働開始は9月の予定で大阪地区を中心に増加する需要に対し即納体制を確立し、さらなる拡販を図っていく。
従来、関西地区では佐渡島と合弁で設立した関連会社の大阪建材センター(大阪府大阪市)が主力供給拠点だったが、駅前の再開発などが進む大阪地区の需要増加に対して手狭となっていた。隣接する地域に建物が密集していることから拡張ができないため新たな拠点を求め、今年3月から着工を開始していた。
工場は月間生産能力2500トン。大阪建材センターの設備を全て移管したほか新たに1ライン増設し、角スタッド生産からR加工まで全て行う。今年4月から販売を開始した穴あき角スタッド「パワーバー」も生産する。
動線に工夫がなされており積み込み、生産、在庫スペースが効率よく並ぶ最新のレイアウト。10トン車4台が同時に製品の積込みできる。施工は新日鉄エンジニアリングが担当した。「納期対応力向上と生産量アップが期待できる」(桐井社長)
同社では新拠点設立に先立ち、7月に大阪市鶴見区と尼崎市に配送センターを設立。大阪地区の東西南北に拠点を構える構想だ。桐井社長は「今後南側の地区にも倉庫を設立し、デリバリー効率の最適化を図っていく」としている。
工場の概要は次の通り。
株式会社大阪建材センター
- 住所
- 大阪市大正区南恩加島4ー1ー27
- 電話
- 06ー6555ー1460
- FAX
- 06ー6555ー1458
(8月30日:鉄鋼新聞)