メディア掲載
「建材問屋トクエの経営権を取得」が鉄鋼新聞に掲載されました
建築用鋼製下地材の最大手メーカー、桐井製作所(本社・東京都千代田区、社長・桐井隆)は大手建材問屋のトクエ(本社・大阪府茨木市)の経営権を取得した。関西地区におけるさらなる拡販に向け、大きな布石となりそうだ。
同社は全国に28ヶ所の営業拠点と39ヶ所の配送拠点、9ヶ所の生産拠点を有する。その中でも関西地区には2ヶ所の営業拠点と3ヶ所の配送拠点、1ヶ所の生産工場を配している。
トクエは大阪で大手建材問屋の一角として知られる老舗。鋼製下地材や石膏ボード、グラスウールなどを扱い、昨期の売上高は25億円。トクエの前社長である工藤徳松氏が高齢化し後継者がいなかったことから、このたび、取り引きを通じて深い付き合いのあった桐井製作所へ経営権を移譲した。
同社社長には、桐井製作所のEブロック(関西ブロック)長である蝶野登司夫氏が今月1日付で就任した。
桐井社長は「当社にとって今回の経営権取得は重要な意義を持つ。下地材全般の拡販と大阪でのシェア拡大に取り組んでいきたい」と話す。
*「トクエ」については、関連会社のページからご確認ください。
(4月21日 鉄鋼新聞)