KIRII製品が生まれるまで
始まりは、いつも現場から。
KIRIIのものづくりは、
いつも皆様の声に耳を傾けることから
はじまります。
現場
打ち合わせ
KIRIIは全国各地に営業所を構えており、各地の営業マンが直接皆様の元へ打ち合わせに伺います。現場へ伺うと、皆様から施工性やコストに関するご要望を受け取る事が数多くあります。
また、設計事務所などへ伺った際には「こんな天井仕様はありませんか。」「こんなパーツがあれば…」など、性能に関するご要望も頂きます。このような要望を元に開発に繋がっていきます。
検討書作成
設計内容をご指示頂き、検討書を作成しています。「ご協力する」という立場ですが、皆様から設計方針や内容
を細かく伺い、質の高い検討書を提出できるよう努めております。
見積もり作成
設計内容からお見積書を作成します。一部の製品はカタログに価格表を掲載していますが、基本的には全国各地の営業担当者が打合せにて伺った内容から現場毎にお見積書を提出しております。ぜひお近くの営業所へお問い合わせくださいませ。
研究・開発
開発会議
現場から、または設計事務所やお施主様から伺ったご要望に対して、実開発に移るものであったり、既存製品で対応するなど、開発方針やその開発内容を決定します。技術担当者が定期的に集まって会議をします。
図面作成
現場にて伺ったご要望に対応できるようなパーツなどを図面に起こします。互いの接合具合や施工性などを想像しながら図面を描き、まずは検討内容を共有できるよう資料化します。図面作成はこの後の各工程において、都度修正してブラッシュアップしていきます。
勉強会
3週間に1回程度、開催しています。予測解析の内容共有や非構造部材の知識深化など内容は様々で、部署や拠点に関わらずに行っています。また各地の営業所でも定期的に開催しており、営業担当者が様々な情報共有の場としています。
予備解析
実験実施にあたって、計算で予測を行います。どのような実験方法が相応しいのか、どの程度の実験を行うのが妥当であるかなど、事前に解析を行う事により検証精度の高い実験結果を得ることができます。
パーツ試作
打合せの際のサンプルとして作成したり、接合検討のために試作したりします。現物を金物としてつくる事もあれば、段ボールやスチレンボード等で手作りして形状検討を行う事もあります。現物のサンプルは実験で使用し、検証結果から形状の再検討、再度パーツ作成…と繰り返します。
試験および実験
性能評価のために以下のような試験を実施、場合によっては繰り返し実施します。
水平方向載荷試験および実験
耐震天井では、自社の試験室にて天井ユニットを組み、引張・圧縮、繰り返しなど多くの試験を行います。これにより天井全体の許容耐力や剛性の設定をします。
振動台実験
振動台に天井ユニットを組み、立体的な振動での耐力を計測します。
地震を再現した波を振動台に入力するため、実地震に近い力に対する耐力試験です。
床組試験
社内で予備試験を行った後、性能に対する認定を受けるために公的機関での試験も行います。予備試験では自社実験棟にて遮音性や耐衝撃性、環境性能の検証を実施します。また天井や壁との組み合わせによる検討を行う事あります。
パーツ試験および実験
各部材、接合部、パーツに対して専用試験機を用いて強度試験をします。
営業ツール作成
実験を終えた後は実現場でご使用いただけるよう、施工要領書や標準図面、検討書などを作成します。またカタログやリーフレットなど、皆様にご覧いただけるツールも作成します。図面だけでは分かりづらいパーツは施工方法を動画配信したりもしています。
生産管理
生産体制検討
実験を終えた後は実製品化です。新規パーツなどの開発製品は製品化にあたり生産体制の検討をします。コスト面や工場での生産体制などの多角的な見地から製品生産を実現させるべく検討を行います。
製造
JIS工場に認定されている8工場をはじめ、全国の工場で徹底した品質管理を行っています。品質を標準化するため、すべての工場に品質管理の担当者を設置して、高品質を保つよう、チェックしています。生産工場では最新鋭の製造ラインを導入し、製品づくりをしています。従来の製造ラインでは加工が難しいとされていた複雑な形状や寸法精度など、理想を実製品として形にしています。
配送
全国に10ヶ所の生産工場、約50ヶ所の配送拠点を有しています。生産・配送体制の面でも、お客様のニーズに対応したきめ細やかなサービスを提供します。配送トラックは耐震天井マークをつけて各地を運行中です。
お客様のニーズにあった
最適な製品情報・コンテンツを
ご提供します。